県動物愛護推進センターの愛称が決定(三重県)
2017年1月4日(水) 朝日新聞
5月にオープン予定の「県動物愛護推進センター」の施設の愛称が、「あすまいる」に決まった。
また、犬と猫をモチーフにしたマスコットキャラクターの名称は、それぞれ「き~ぼう」と「つむぎちゃん」に決定した。
いずれも県が募集した作品の中から選ばれた。
センターは、犬や猫の殺処分ゼロに向けた取り組みや災害時の動物救護体制の強化を進めるため、津市森町に県が設置を進めている。
犬と猫それぞれの飼育室や展示室、トリミング室、研修室、診療室などを備える。
「あすまいる」は「アニマル」と「スマイル」を足した造語で、動物、人、すべてに笑顔が広がる明日につながる、という意味が込められている。
167件の応募があった中から、最優秀賞の石川由香さん(四日市市)の作品が選ばれた。
審査員は「センターが目指す『人と動物の共生』が表現されている」と評した。
一方、マスコットキャラクターの「き~ぼう」は紀州犬がモチーフ。
殺処分される動物が減る「希望」が込められている。
津市の坪内聡美さんの応募作。
「つむぎちゃん」は三毛猫がモチーフで、桑名市の後藤悠花さんの応募作。
かわいそうな動物たちが新しい家族とつながってしあわせになってほしいという願いが込められている。